【元工場長が解説】食品工場から化粧品工場へ転職!未経験女性が輝く仕事内容

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【元工場長が解説】食品工場から化粧品工場へ転職!未経験女性が輝く仕事内容

もし、あなたが現在、食品工場や物流倉庫などで働いていて、「もっと安定した正社員になりたい」「綺麗な環境で働きたい」と考えているなら、「化粧品工場」という選択肢はご存知でしょうか?

日本国内には数千もの化粧品工場があり、多くの女性たちが活躍しています。

初めまして、コテツと申します。
私は化粧品工場で25年以上、中小規模工場を中心に勤務し、工場長も務めてきました。

その経験から断言できます。化粧品工場の仕事は、決して難しくありません。

今回は、実際に私が現場で見てきた「ある女性の転職成功ストーリー」を通じて、業界の魅力やリアルな仕事内容をお伝えします。

騙されたと思って最後まで読んでください…読み終えて「騙された!」と、思った人は⋯ゴメンなさいね!

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【実話】お弁当工場から化粧品工場へ。ある30代女性の転職成功ストーリー

私が働く化粧品工場には、「充填・包装」部門のリーダーとして活躍する30代前半の女性がいます。彼女は入社してたった2年で、現場の信頼を集める存在になりました。

実は彼女、もともとは化粧品の知識など全くない未経験者でした。

彼女が転職を決意した理由

彼女は以前、お弁当を作る食品工場でライン作業をしていました。
来る日も来る日も、おかずをお弁当箱に詰めたり、洗浄機から流れてくる容器を集めたりする毎日。

ある時、同じ職場の年配のパートスタッフからこう言われたそうです。

あなた、まだ若いんだから、違う仕事に挑戦してみたら?

その言葉がきっかけとなり、彼女は転職サイトで求人を探し始めました。そこで目にとまったのが、「化粧品工場」の生産ライン管理(充填・包装)の仕事でした。

未経験からの挑戦と、2年後の姿

採用された彼女を待っていたのは、平坦な道ばかりではありませんでした。
入社して数カ月後、部門のトップが退職し、突然リーダー不在の状況に直面したのです。

しかし、彼女は逃げませんでした。
食品工場で培った「ライン作業の流れを読む力」を活かし、多くの失敗を経験しながらも、パートスタッフと連携して前に進みました。

その結果、わずか2年足らずで部門のトップへ。
彼女に「今の仕事を辞めたいと思ったことは?」と尋ねると、こう答えてくれました。

「自分が学んだ知識で生産をスムーズに進められるのが楽しいから、辞めたいとは思いません。パートさんたちとも良い関係が築けていますしね」

なぜ「辞めたい」と思わないのか?

彼女がそう答えたのは、私への配慮ではありません。

  • 仕事の充実度(ただ詰めるだけでなく、管理する立場へ)
  • 収入の増加(正社員・役職者としての待遇)
  • プライベートの充実

お弁当工場の頃と比べて、これらが大きく向上したからこそ、「化粧品工場に来て大正解だった」と感じているのです。

なぜ化粧品工場は「女性が活躍しやすい」のか?元工場長の視点

彼女の成功は、決して特別な例ではありません。工場長としての経験上、化粧品工場は他の製造業と比べても、圧倒的に女性が輝ける場所だと感じています。

1. 女性ならではの「感性」が武器になる

化粧品の良し悪しは、数値だけでは測れません。
「見た目の美しさ」や「使い心地」など、女性ユーザーとしての視点が品質評価に直結します。

また、容器や箱の小さな傷、汚れへの気づきも、女性の方が長けていることが多いです。あなたの「消費者としての目線」が、そのまま工場の戦力になります。

2. 環境面でのメリット(他業種との違い)

工場というと「汚い・きつい」イメージがあるかもしれませんが、化粧品工場は「クリーンルーム」完備が基本です。清潔な環境で、空調も管理されています。

また、意外な点ですが「トイレ事情」も重要です。
私が見学したある工場では、男性用トイレよりも女性用トイレの方が数が多く、現場から近い場所に設置されていました。これほど女性にとって働きやすい環境が整っている工場は、他業種では少ないでしょう。

3. キャリアと収入の現実

男女問わず、リーダーになれば責任に見合った収入が得られます。
パートからスタートしても、実力が認められれば正社員登用、そしてリーダーへとステップアップし、高収入を得ている女性を私は何人も見てきました。

【動画あり】化粧品工場の仕事内容を完全解説!あなたに向いているのは?

では、実際にどのような仕事があるのでしょうか?
まずは、衛生管理のしっかりとした化粧品工場の映像をご覧ください。

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化粧品工場の仕事の全体像や、詳しい業務内容を確認したい方は、ご参照ください

基本業務と仕事の流れ

工場の規模によって異なりますが、基本的な仕事の流れは以下の通りです。

工場の流れ関連部門主な業務内容
注文・計画生産管理納期や資材状況を確認し、計画を立てる
原料手配原料管理製造に必要な原料の発注・在庫管理
資材手配資材管理容器や箱などの発注・受け入れ
受入検査品質管理原料や資材に問題がないか検査する
製造バルク製造原料を調合し、化粧品の中身(バルク)を作る
中身検査品質管理出来上がった中身の品質チェック
製品化充填・包装容器に詰め、箱に入れ、製品として完成させる
製品検査品質管理完成品の最終チェック
出荷入出庫納品先へ製品を送り出す

ここからは、特に女性が多く活躍している部門を詳しく紹介します。

女性が最も輝く「充填・包装(梱包)部門」

私がいた工場でも、最も多くの女性正社員が活躍していたのがこの部門です。
仕事のメインは「ライン作業の管理」

  • 充填(じゅうてん): クリーンルームで中身を容器に詰める
  • 包装(ほうそう): 容器を箱に詰め、パッケージする

私の理想は、機械操作が得意な男性が「充填」を、細やかなチェックとパートさんとのコミュニケーションが得意な女性が「包装」を管理する形でした。
ライン作業のスタッフは女性が多いため、女性リーダーの存在は現場を円滑にします。

ライン作業を管理する「充填・包装」の仕事を詳しく確認したい方は、ご参照ください

充填作業をおこなう「クリーンルーム」について詳しく確認したい方は、ご参照ください

プロフェッショナルを目指す「品質管理」

品質管理は、専門的な知識が必要です。経験者が優遇されるのは事実です。

しかし、未経験からでも挑戦可能です。実際、ライン作業のパートスタッフから、その鋭い視点を買われて品質管理の正社員に抜擢されたケースも見てきました。

メンバー全員が女性という工場もあります。
食品工場などでの品質管理経験があれば、かなり優遇されるでしょう。

工場で製造する全ての品質を管理する「品質管理」の仕事を詳しく確認したい方は、ご参照ください

力仕事はある?「バルク製造・原料管理」のリアル

正直にお伝えします。「原料管理」や「入出庫」は重たい荷物を扱うため、力仕事がメインとなり、男性が多い職場です。

しかし、「バルク製造(中身を作る仕事)」には女性が活躍できる場面があります。
特に「秤量(ひょうりょう)」という、原料をレシピ通りに計る作業です。

香料や植物エキスなど、1g単位の繊細な計量や、記録データの事務処理などは、几帳面な女性に適任です。体育会系の製造現場において、女性が一人いるだけで場のバランスが良くなることもあります。

化粧品の中身を作る「バルク製造」の仕事を詳しく確認したい方は、ご参照ください

未経験から化粧品工場に転職するために準備すること

化粧品工場の仕事に興味を持っていただけましたか?
転職を成功させるために、以下のステップを踏んでみましょう。

1. 自分の「強み」を整理する

前職の経験は、意外なほど活かせます。
「食品工場で働いていた」「ライン作業や検品作業をしていた」という経験は、商材が違っても工場のルールや衛生観念が身についているため、大きなアピールポイントになります。

化粧品以外の類似した業種から、もしくは、まったくの未経験であっても、化粧品工場で活躍できる理由を解説しています

2. 求人検索と「工場見学」

まずは求人サイトで「化粧品工場」と検索し、情報を集めましょう。
そして、最終的に候補となる工場は、必ず「工場見学」をすることをおすすめします。
現場の空気感、働いている人の表情を見ることで、「自分がここで働くイメージ」が湧くかどうかが分かります。

化粧品工場の見学方法や、注目すべきポイントについて説明した記事となります

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まとめ:化粧品工場は難しくない!

資生堂やコーセーのような大手企業だけでなく、日本には数千もの中小規模の化粧品工場があり、そこでは学歴や経験以上に「やる気」や「人柄」が重視されます。

「私には難しいかも…」と諦める必要はありません。
お弁当工場から転職した彼女のように、新しいステージで輝くチャンスは誰にでもあります。

ぜひ、「化粧品工場」と検索して、新しい一歩を踏み出してみてください。
もしかして、うちの工場に来ちゃうとか⋯

最後までお読みいただき、ありがとうございました。