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「Amazon倉庫のバイト(派遣)はきつい!」というイメージがあるかもしれませんが、実際に1年間働いた私の経験では、意外にも「きつい」と感じることは、ほとんどありませんでした。
もちろん、仕事内容や体力には個人差があるので、万人に当てはまるとは言えません。しかし、私の体験談が、Amazon倉庫のバイトを考える、あなたの参考になるはずです。
面接から、実際の仕事までお話いたします!
面接から最初の作業までの流れ
画像:o-danよりUnsplashのAdrian Sulyokを使用
私は働いていた工場が突然に閉鎖、仕事を失いました!
とりあえずお金を稼ごうと、Amazon倉庫に応募をしました。
さすがAmazonです。あっという間に採用され仕事をしていました。まずは、仕事に就くまでの流れを、ご紹介します!
派遣会社の面接
求人サイトから応募しました。Amazonからの直接の採用ではなく、派遣会社を通してAmazon倉庫の仕事に就くための面接を受けます。
私の場合、面接はファストフード店で行われ、仕事内容や給与、シフトなどの説明を受けました。その後、書類に必要事項を記入し、その場で採用となりました。
面接を受けてから採用されるまでの流れは、非常にスムーズであり、そして、私以外の面接者も全て採用されていたように見えました。
オリエンテーション
初仕事の前にオリエンテーションを受ける必要があり、面接の時に希望日程を聞かれます。
オリエンテーションでは、仕事に対するルールや、安全に関する注意事項などの説明を受けました。Amazon倉庫で働く為に必要な書類の記入も、その時に行います。
当然ながら、オリエンテーション参加の時間も、時給は発生するので安心です。
初仕事
オリエンテーションが終わると、いよいよ初仕事です。
担当する仕事について、トレーナーやリーダーと呼ばれる指導者から、マニュアル片手に説明を受けます。しかし、なかには以下のような指導者に当たり、まるで理解できないこともありました。
- 説明が下手すぎる
- 「本来はこうだが、私はこう考える」など、個人的な意見や経験が混じる
- マイクを使って説明するが、スピーカーの音割れで、聞き取れない
このような指導は、時間の無駄と感じてしまうこともありました。
実際の作業の経験がないので、説明が理解できないと不安になると思われるでしょうが、あまり気にしなくても、どうにかなります。
基本的に、ほとんどの仕事が単純作業です。説明を受けるマニュアルの内容以前に、作業が始まってしまえば、3日程度で覚えちゃいます!
Amazonの仕事
画像:o-danよりUnsplashのAdrian Sulyokを使用
Amazon倉庫のバイトは、大きく分けて「入荷(Inbound)」と「出荷(Outbound)」の2つの仕事があります。
入荷では、商品を倉庫に納品する作業を行います。主な作業内容は、以下のとおりです。
- 商品の荷受け
- 商品の検品
- 商品の棚入れ
出荷では、商品をお客様に発送する作業を行います。主な作業内容は、以下のとおりです。
- 商品のピッキング
- 商品の仕分け・梱包
- 商品の発送
私は入荷側の「棚入れ」作業を担当しました。
棚入れ作業は、商品を倉庫内の棚に収納する作業です。商品の大きさによって入れる棚が異なるため、注意が必要です。
具体的な作業の流れは、以下のとおりです。
- 指定された作業スペースに立ちます(1スペースに1人)
- 移動棚が自分の場所に到着するのを待ちます
- 棚に入れる商品のバーコードをスキャンします
- 棚に商品を入れます。
基本的にはこれだけの単純な作業です。
しかし、大きさや重さによっては、体力が必要となります。また、棚には高さがあるので高い所は備え付けの脚立を利用し、低い所は膝をついて作業をしていました。それなりに足に負担がかかります。
私が働いた倉庫では仕事を楽しくできるよう、ゲーム形式を選ぶことができました。
作業者一人一人にゲーム画面が表示され、棚に商品を入れるとゲームが進展していきます。
私は釣りゲームを選択したので、棚にどんどん商品を入れていくと魚が釣れていき、進めていくとレアな魚が釣れることもありました。
このように、Amazon倉庫のバイトの仕事内容は、大きく分けて「入荷」と「出荷」の2つに分かれます。私が担当した「入荷」の商品の棚入れも、「出荷」であれば、棚から商品を取り出すわけです。
ゲームは私が担当した作業であり、全体の業務で考えればゲーム形式を採用しているものはごく一部かと思います。
しかし、Amazonの倉庫ですから日々進化し、そのように作業者を楽しませる工夫は増えるかと思います。
きついと感じた点
Myriams-FotosによるPixabayからの画像
Amazon倉庫のバイトの仕事内容は、単純な作業ではありますが、作業ルールの把握など、きついと感じることもあります。
難しい作業ルールもある
棚入れ作業では、箱に入っている商品をそのまま棚に入れる場合もあれば、箱を開けて商品を取り出して棚に入れる場合もあります。また、商品の大きさによって、入れる棚が異なるため、注意が必要です。
このようなルールをすべて把握するのは、なかなか難しいと感じました。また、ルールが変更されることもあるので、上長となる責任者の説明には気を配る必要があります。
担当でなければ対応しない責任者もいる
アマゾン倉庫には、さまざまな仕事があり、その仕事によって、担当する責任者が異なります。そのため、自分の担当以外の責任者から、基本的には指導を受けることができません。
何かわからないことがあった場合は、担当責任者を呼ぶためのコールボタンがあります。しかし、担当が忙しい場合は、なかなか来てくれません。
仕方なく、他の責任者の方に声をかけるのですが、対応してくれる方もいれば、「担当じゃないのでわかりません」と素通りされることもあります。
この場合、何もできず待っている時間が発生します。たとえ数分でも、私には苦痛でした。
気持ちが折れそうな体験をまとめた記事があります。興味のある方はご参照ください⇩
楽だなと感じた点
一方で、Amazon倉庫のバイトには、楽だなと感じられる点もあります。
一人で作業することが多い
棚入れ作業や、梱包作業など、一人で作業する仕事が多いです。
そのため、コミュニケーションが苦手な人でも、無理なく仕事に取り組めるかと思います。
休みが取りやすい
急な欠勤はダメですが、事前に休みを申告すれば、ほとんど受理されます。
そのため、有休を取得する際にも、誰かに迷惑をかけることを気にする必要がありません。
働きやすい環境
若い人から初老の方まで、さまざまな年代の人が働いているだけに、誰もが作業しやすい内容かと思います。
また、倉庫の室温も、季節により変化はしますが、他の倉庫業のような「暑い、寒い」と感じることは少なく、誰でも働きやすい環境でした。
徹底したデータ分析により、Amazonの仕事は進化しています。より良い環境を提供してくれるでしょう!!
辞めた理由
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
Amazon倉庫のアルバイトは、単純作業ではあり、体力的にも、きついと感じることは少なかったです。休みも取りやすいなど、さまざまなメリットもありました。
しかし、あまりにも1日の経過が長く感じてしまい、思っていた以上に早く、辞める決断をしてしまいました。
1日が長く感じる
棚にものを入れるという単純作業が、最低限のノルマはあるものの、基本的には自分のペースで作業ができます。
想像してもらいたいのですが、棚に100個商品を入れても、作業時間が私の場合15~20分程度です。
1日に数十回、「まだ○○分しか過ぎてないのか…」と心で呟き、1日8時間の勤務でしたが、10時間以上働いていた感覚でした。
大変な仕事でバタバタと走り回ってクタクタになるとしても、そのほうが一日の経過は早く感じます。私は、そのほうが向いてるようで、違う仕事に就いてしまいました。
現在は化粧品工場で正社員として働いています。
未経験でも活躍できる化粧品工場の仕事を紹介した記事があります。ぜひ目を通してみてください。
Amazon倉庫のような大企業の仕事が合わないときは、中小規模の工場など、作業者同士のかかわりが近い方が、他業種であっても、自分を生かせる可能性はあります。
どのような仕事であるか、雰囲気だけでも感じて下さい⇩
Anazon倉庫の仕事に向いてる人
Amazon倉庫の仕事は、単純作業ではありますが、さまざまなメリットがあります。そのため、以下のような人に向いていると思います。
コミュニケーションが苦手で、一人で作業したい人
まったくコミュニケーションを取らずには仕事はできませんが、他の仕事と比べればコミュニケーションの必要性は少ないと感じます。
一人で黙々と働きたい人にとっては、適した職場となるでしょう
作業にスピードを追求できる人
「もっと早く出来るかな」などと、作業性を追求できる人は、面白さを感じると思います。実際に私が担当した仕事は、時間に対する生産数の順位表が出ていました。
私は気にしませんでしたが、その順位表を眺める人は多く、その順位にやりがいを感じているのだな、と思いました。
単純にお金が欲しい人
Amazon倉庫の仕事は、時給が高めに設定されていることが多いため、単純にお金が欲しい人には向いていると言えるでしょう。
また希望のシフトで仕事ができるので、他の仕事と掛け持ちしたい方にも向いているかと思います。。
仕事以外のいいこと
Niek VerlaanによるPixabayからの画像
仕事とは直接関係ありませんが、こんないいことがありました。
食堂が最高
食堂のメニューは、値段が安く味もおいしいです。そして、私が通うAmazon倉庫では「カレー100円」なんて日もありました。
毎日のように通っていたので、食費を抑えられるのは助かります。
イベントがありプレゼントも
労をねぎらうAmazon側の思いやりなのか、多くの人が働くので、色々な企業の宣伝用の配布なのかわかりませんが、日ごろ食べないような少し高めのお菓子を、たまに配ってくれます。
Amazon倉庫おススメします
Peggy und Marco Lachmann-AnkeによるPixabayからの画像
私は1年ぐらいAmazon倉庫で働きました。
元々働いていた工場が閉鎖して、生活の為に働きましたが、ネット検索で出てくる「Amazon倉庫バイトきつい」などとは、あまり感じませんでした。
もちろん人それぞれであり、合う合わないは当然あると思います。実際にすぐ辞めてしまう人も少なからずいます。
ですから、少しでも興味があれば「合わなければ辞めればいいか……」の気楽な気持ちで、バイトに応募するのはアリかと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ぜひAmazon倉庫の仕事に、チャレンジしてみて下さい!
女性だと大変だ!と感じたことがありました。まとめた記事がありますので、興味のある方はご参照ください⇩
「Amazonでよかった!」と感じたことを記事にしています。ぜひ参考としてください⇩