【コスメの仕事】化粧品工場はきつい?もと工場長が明かす「クリーンルーム・原料臭・検品」の実態!!

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【コスメの仕事】化粧品工場はきつい?もと工場長が明かす「クリーンルーム・原料臭・検品」の実態!!

化粧品工場の仕事って「キツいの!?」の「クリーンルームって何をしてるの!?」
バイオホラー映画のイメージが強いのか、全身覆われた姿が怖いイメージがあるかもしれません。
しかし仕事としては働きやすく安全な場所です。

ただ、仕事ですから大変な面はあります。
でも…「大変」を先に知ってしまえば、ホラーではなく、あなたの働く選択肢となるかもしれません。

自己紹介させて頂きます。コテツと申します。

化粧品工場での25年以上の勤務経験があり、その中でも中小規模の工場での豊富な経験を持っています。工場長としても活躍し、この業界の魅力や仕事の流れを学び取ってきました。

化粧品工場で働くことは難しいことではありません。テレビCMで名を聞く大手企業の工場はごく一部であり、日本に存在する多くは中小規模の化粧品工場です。

あなたが未経験者であっても、活躍する機会がたくさんあることをお伝えしていきます。

この記事を読んで「化粧品工場って、こんな感じか…」もしくは、「まぁ、でも、そんなもんだよね」そのように感じたのであれば、あなたは化粧品工場の門を叩くべきですね!

きっと、この仕事にあっています。

私が「ここが大変!」と感じた経験を未消化のまま吐き出します。

最後までお付き合いください!

実際にどんな場所?動画で現場の雰囲気を確認

いきなり内容に入る前に、百聞は一見に如かず。

実際に化粧品工場を見たことのない方は、こちらの動画でイメージを掴んでみてください。(35秒あたりからが工場の様子です)

⇧参考動画、ミックコスモチャンネル/【大人の社会見学】たった60秒で分かる!化粧品ができるまで!https://www.youtube.com/watch?v=f01WE-KSnJc

化粧品工場の仕事内容(全体像)

「きつい」ポイントを知る前に、まずは基本の仕事の流れを押さえておきましょう。注文を受けてから製品ができるまで、それぞれの担当がバトンを繋いでいきます。

▼ 業務の流れと担当部門

受注から納品までの流れ仕事の担当(部門)仕事内容
1. 注文を受ける生産管理生産計画を立てる
希望納期や資材状況を確認し、スケジュールを調整します。
2. 原料・資材の手配原料管理
資材管理
必要なモノを揃える
中身を作るための「原料」や、容器などの「資材」を手配・検査します。
3. バルク製造作業バルク製造中身を作る
原料を調合し、化粧品の液(バルク)を作ります。
4. 充填・包装充填・包装製品の形にする
容器に詰め、箱に入れ、製品として完成させます(ライン作業)。
5. 製品の検査品質管理品質を守る
原料から完成品まで、あらゆる段階で検査を行います。
6. 納品入出庫出荷する
納品日時や場所に合わせて出荷します。

▼さらに詳しい仕事内容や、工場による違いなどを知りたい方は、こちらの記事をご参照ください!

きつい理由①:トイレに行けない!? クリーンルームの厳格な入室ルール

化粧品工場で、最も衛生管理が厳しい場所。それが「クリーンルーム」です。

  • 徹底した消毒
  • 専用衣類の着用
  • 手順に沿った入室

医薬品や食品工場と同様、ここには厳しいルールが存在します。

こないだパートさんに「工場長、髪の毛出てますよ!」言われてましたよね…

反面教師として身を挺してやってます⋯

対象となる主な担当

クリーンルームに入るのは、主に以下の担当です。

  • バルク製造部門(化粧品の中身を作る)
  • 充填・包装部門(ライン作業を管理する)
  • 品質管理部門(検査をする)

何がきつい?「面倒すぎる入室手順」

「クリーンルーム」とは、埃や細菌を持ち込まないように管理された「超・キレイな作業室」のこと。
肌に直接つける化粧品を作るため、この環境は必須です。

しかし、その「キレイさ」を守るためのルールが、働く人間にとっては少々面倒なのです。

  1. 手洗いと消毒を徹底する
  2. 埃が付着しにくい「無塵着(クリーンスーツ)」を着る
  3. 専用靴、手袋、マスクを着用(露出は目だけ!)
  4. 粘着ローラーで埃を取る
  5. エアシャワーを浴びる

これを1日最低でも4〜5回は繰り返します。

休みの日に家でゴロゴロしてたら1度も着替えないけどね…クリーンルームは大変だよ!

工場長の私生活知りたくないな⋯

▼クリーンルームをさらに詳しい知りたい方は、こちらの記事をご参照ください!

トイレに行きたくなったら「絶望」

特に辛いのがトイレです。

もし、奥さんが作ったお昼のお弁当でお腹が痛くなったら…?急いで更衣室へ走り、身につけている厳重な装備をすべて外し、トイレに駆け込む。
そして用を足した後、またから入室手順をやり直すのです。

これには本当に「げっそり」してしまいます。
入社当初は、体力だけでなく精神的にも消耗しました。

これ、実体験だから…

最近は奥さんがお弁当作ってくれないから、大丈夫ですね⋯

参考動画、ケルクリーンルームきれいの9の秘密 https://youtu.be/5E7Fm7Wgf7E?si=Tf7y9pqrPuKmVH01

「暑さ」はどうなの?

「全身覆われて暑くないの?」と聞かれますが、そこは安心してください。

一般的なクリーンルームであれば、年間を通して23℃前後に管理されています。衛生環境が優れた工場ほど、空調設備もしっかりしており快適です。

ルールさえ守り続ければ、作業環境自体は悪くありません。

ただし中小規模の工場の中には酷いところもある。環境の差は大きいので「工場見学」はオススメですね。

▼失敗しない転職のためにも有効となる「工場見学」の必要性をまとめた記事です。ご参照ください!

きつい理由②:香水嫌いはNG?原料の「匂い」と「粉末」

市販の化粧品はいい香りがしますが、「原料」の段階では話が別です。

「香料」の原液は強烈

化粧品に香りを付けるための「香料」。製品に含まれるのはごく微量ですが、工場で扱うのは濃縮された原液です。

これは、化粧品のやさしい香りとは別物と考えるべきです。

以前に香料の香りで食欲なくなって奥さんの手作り弁当残しちゃったら、夫婦関係悪くなったよ⋯

出ていったのは違う理由ですよね⋯

舞い上がる「粉末原料」

ファンデーションや口紅を作る工場では、「顔料」と呼ばれる色のついた粉末を多く扱います。
もちろん集塵機などの設備はありますが、作業中に舞い上がった粉を吸い込んでしまい、不快に感じることもあります。

特に注意が必要な担当

  • バルク製造部門(原料を直接扱う)

ご自身の体質と、その工場が扱う化粧品の種類(スキンケアなのか、メイクアップなのか)は、事前によく考える必要があります。

きつい理由③:足が棒になる「立ち仕事」と体力勝負

工場作業員の多くは、座って仕事をすることができません。
以下の担当は、「椅子はない」という気持ちで働くべきです。

  • バルク製造部門
  • 充填・包装部門

バルク製造は「動き回る」肉体労働

化粧品の中身を作る担当「バルク製造」は、料理に似ていますが規模が違います。

  1. 秤量・投入: 原料を計り、装置へ投入する
  2. 加熱・溶解 混ぜながら熱を加える
  3. 冷却・取出し: 冷やしてタンクへ移す

広いスペースを行き来し、大型装置がある場合は階段を上ったり下りたり。
1ヶ所に立ち続ける辛さはありませんが、単純に肉体的な疲労が溜まります。

▼バルク製造は未経験者大歓迎!誰でもチャレンジできるバルク製造の仕事を解説した記事です。ご参考ください!

充填・包装は「立ちっぱなし」と覚悟する

ライン作業の担当者は、基本的に立ちっぱなしです。
化粧箱の蓋を閉める、段ボールに詰める…。目、肩、腰に負担がかかります。

パートそして、それらを管理する社員も座ってはいられません。ラインが止まれば生産が落ちるため、常に監視し、機械の調整や洗浄に追われます。
ようやく椅子に座れるのは、すべての作業を終えて「日報を書くとき⋯」、なんてこともあります。

最初は足が棒になりますが、慣れてくると疲労感も薄れていきます。「慣れ」とはすごいものです。

▼ネットで騒がれるほどライン作業は「キツい!」わけでもありません!実体験で綴るブログで真実を覗いてみてください!

きつい理由④:終わりのない「検品作業」と精神的ストレス

体を動かすキツさとは別に、精神的にくるのが「検品(検査)」です。

ライン作業での検品ストレス

容器のわずかな傷、化粧箱についた1mm程度の黒点。これらを、流れてくるラインの中でひたすらチェックします。

2〜3時間ぶっ通しで光を当てて確認していると、徐々に集中力が切れ、感覚がおかしくなってきます。
「検品」は気の抜けない重要な作業だけに、精神的にきついのです。

ベテランのパートさんは黙々とこなしますが、こればかりは性格的に「合う・合わない」があります。

「検品やって」と、言われたら断ります!

忙しいときはやってください!

品質管理の終わらない検査

品質管理部門もまた、検査の連続です。

原料が入荷すれば検査、バルクができれば検査、製品ができれば検査…。

朝から晩まで検査をして、残業になってもまだ検査をしている。
体を動かす製造部門の方が、人によっては気が楽だと感じることもあるでしょう。
工場の品質を守る「最後の砦」である彼らは、本当に気持ちの強い人が多いと感じます。

▼どの業種でも品質管理は大変な仕事です。どのような仕事であるのか、その概要をわかり易く説明した記事です。ご参照ください!

まとめ:それでも私が25年以上続けている理由

ここまで「キツい」部分ばかりをお話ししましたが、誤解しないでください。私は、他の業種と比べて化粧品工場がブラックだとは思わないと伝えたいだけです!

実際、作業環境(空調など)は守られていますし、何より私はこの働きやすい環境が好きで、25年以上も続けています。

楽とは言いませんが、もしあなたがこの記事を読んで、

「まぁ、そんなもんだよね⋯」
「自分なら耐えられそうかな」

そう思えるあなたは、化粧品工場で働くべき!!

誰かに「仕事なにしてるの?」と聞かれたとき、「化粧品工場だよ」と笑顔で答える自分を想像してみてください。

化粧品で働きたいと思ったら⋯

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あなたが化粧品工場の仕事で、新しいやりがいを見つけられることを祈っています。

▼化粧品工場で働き出した新人の1日を追った記事も、ぜひ参考にしてください!

よく最後まで付き合ってくれましたね、ありがとうございました。

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