「夏はサウナ、冬は極寒…」今の工場で、60歳まで体が持ちますか?

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「夏はサウナ、冬は極寒…」今の工場で、60歳まで体が持ちますか?

「今年もこの季節がやってきたか……」と、ため息をついていませんか?

厳しい環境での作業、年齢を重ねるごとに体にこたえるようになってきた。 エアコンがあるといっても広い工場内では焼け石に水。夏は首にタオルを巻いて汗だくで働き、冬は寒さで指先が動かず、毎年これでもかとヒートテックを買い込む!

この仕事、あと10年、20年と続けていけるんだろうか?

そんな不安がよぎることもありますよね。

だけど、この歳で転職なんて……。 自分には特別な経験も、他で通用する知識もないし。

いやいや、何を言ってるんですか! 工場で長年働いてきたことは、何物にも代えがたい「立派な経験」です。注文を受けて、計画通りに生産し、納期通りに納品する。この「ものづくりの流れ」を肌感覚で知っていること自体が、実はものすごい知識なんです!

実は私の職場には、40代、50代、さらには60代が未経験で転職してきました!
その仕事とは⋯1年中25℃前後の適温で管理された化粧品工場なんです!

意外と「工場転職」の候補に、化粧品業界が入っていない人が多いのが現実です。もったいない! 今回は、化粧品工場30年勤務の私が、その「リアルな良いところ・悪いところ」を包み隠さずお伝えします。

このブログとの出会いが、あなたの人生の「心地よい転機」になるかもしれません。

その「夏のサウナ」と「冬の極寒」、いつまで続けますか?

室内といっても、広い空間でシャッターは開きっぱなし。資材がひっきりなしに往来し、外気と変わらない温度の中で、夏は滝のような汗を流し、冬は足元からの冷えに震える……。

「昔は平気だった」という今の仕事も、少しずつ「いつまで続けられるだろう?」という疑問に変わってきているなら、今とは少し毛色の違う工場へ目を向けてみる時期かもしれません。

仕事の「きつい」の内容は人によって違いはあるでしょう。 とはいえ、**「工場なんて、どこも過酷な作業だよ!」**と決めつけてはいませんか?

正直に言います。楽な仕事はありません。これは断言します。 でも、「自分に合う、合わない」は確実に存在します。

あなたが今思っている工場のイメージとは少し違う「化粧品の世界」。 そこが、あなたにとっての新しい選択肢になることを願って、具体的な中身をお話しします。

今までと違う工場だからこそ、新しい仕事の候補となるわけですね!

なぜ「化粧品工場」は1年中快適なのか?

結論から言うと、本当に快適です! その最大の理由は、「人のため」ではなく**「製品(中身)」のために、24時間徹底した温度・湿度管理が必要だから**です。

化粧品はデリケートです。温度が変わると分離したり、変質したりしてしまいます。また、衛生面が命の仕事なので、作業者が汗だくで製品に汗が混じるようなことがあっては絶対にいけません。

そのため、資材倉庫などは別としても、生産で「暑くて仕事にならない」なんてことはあり得ません。もちろん、機械から油が飛んできて作業服が真っ黒になる、なんてこともありません。

  • 夏: ティシャツ1枚で出勤しても、職場では常にサラサラ。
  • 冬: ヒートテックを何枚も重ね着して「雪だるま」のように着ぶくれる必要もありません。

多くの化粧品工場は、空気中のホコリまで管理された**「クリーンルーム」**のお仕事です。ヘルメットに大きな工具を持つ世界ではなく、清潔なクリーンスーツに身を包み、油汚れや鉄粉とは無縁の環境で働く。これが化粧品工場のスタンダードです。

▼化粧品工場での作業内容について詳しく解説しています。どんな仕事が存在するのか、確認してください!

「私なんて未経験だし…」は、プロから見れば大きな間違い!

「畑違いの業界だから、自分は素人だ⋯」と思っていませんか? それは大きな間違いです。工場経験者は、たとえ扱うものが違っても「未経験」ではありません。

生産現場にいれば、受注から納品までの基本的な流れを体で理解しているはずです。

  • 「納期を守る」という強い責任感
  • 生産ラインの流れを読み取る力
  • 安全確認・整理整頓(5S)の習慣

これらは、事務職や接客業から来た人には一朝一夕では身につかない、**現場人の「共通言語」**です。 自分の担当業務だけでなく、「自分の仕事が次工程にどうつながるか」を予測できる力。それは化粧品業界でも喉から手が出るほど欲しいスキルなのです!

▼「もう50代だし⋯」悩む必要はなし!50代だからデキる仕事、実話にて異業種からの50代の転職もお伝えする記事です!

化粧品工場で働く「リアルなメリット・デメリット」

良い面だけでなく、化粧品工場30年近い勤務経験からお伝えします。

メリットデメリット
1年中、温度・湿度が一定衛生管理が非常に厳しい(メイク制限等)
体力的な負担が比較的少ない細かい検品で視力や集中力を使う
夜勤が少なめの職場も多い原料の香料などの香りが気になる
40代〜60代が重宝される髭はNG

扱う製品による「作業内容」の違い

また化粧品の工場はカテゴリーで別れていることが多く、ヘアケアの工場、基礎化粧品の工場など、扱うもので仕事内容にも違いがあります。

例えば、化粧品の中身を作る作業であれば⋯

  • 基礎化粧品の工場: クリーム1個30g×1,000個分=計30kg(原料の仕込みが少ない)
  • ヘアケアの工場: シャンプー1個800g×1,000個分=計800kg(原料の仕込みが多い)

量が多ければ原料を装置に仕込む作業も多くなります。その工場が扱うもの、そして業務内容にて、先程のメリット、デメリットにも差が生じます。

近くに化粧品工場があったら、何を生産しているか調べてみてください!

働く決め手は、工場を見るまでわかりませんよ!

まとめ:今の環境を変えるのは「小さな一歩」から

今の苦労は、かならず次の場所で活きます。

「知識がない」「未経験だから」「もう若くないから」と気にしなくて大丈夫です。世に数千ある中小規模の化粧品工場では、あなたの「現場経験」を必要としています。

面接だけ受けるつもりでいいので、求人サイトに応募して化粧品工場の仕事を覗いてください。

  • 何を扱っているか?
  • 温度・衛生環境はどうか?
  • 作業者の表情は明るいか?
  • 管理者は信頼できそうか?

悩んでいる「今」こそが選択の時です。 楽な仕事はありませんが、興味を抱いたのであれば、あなたにあっている仕事かもしれません。

誰かに「仕事なにしてるの?」尋ねられたら「化粧品工場」と笑顔でいう自分を想像してみてください!

さぁ、求人サイトでどんな仕事があるか検索してみましょう!

このブログを最後まで読んでくれたあなたは、化粧品の仕事に一歩踏み出しましたよ!
頑張ってください!!